1年後の自分を想像して書く未来ジャーナリング

 

Written by: Chika Yoshida
An exclusive edition article by the Founder

Hello Journalers.

1月は、新しい一年が始まる特別な時期。
『何かを始めたい』『今年こそは!』と、
やりたいことで頭がいっぱいになりますよね。

そんな時に役立つのが“ジャーナリング”。
頭の中にある気持ちやアイディアを整理し、
行動に繋げるための強力なツールです。

最近、ふと思いついて試してみたことがあります。
それは“未来の自分”になりきって
『今年最後のジャーナル』を書いてみることです。

2025年の年末に自分がどんな言葉を
ジャーナルに書き残しているのかを想像してみて、
書き込んでみたのです。

年末、1年の振り返りをジャーナリングしていた時、
来年の振り返りの時期にはどんなことを書いているのだろう?
こんなことを書けたらいいな〜と思ったことがきっかけです。

この方法を試してみたら、
不思議と今の自分が抱えているモヤモヤや、
挑戦したいことがより現実的に見えてきたのです。

少し恥ずかしいですが、
私の“未来ジャーナル”をシェアさせていただきます。
 

「今年も相変わらず忙しい一年だったけれど、家族との生活や自分自身の基盤をより良くするための取り組みが実を結んだ一年だった。

家はもっと機能的で心地よい空間になり、不要な物を整理したことで、日々の暮らしがぐっと楽になった。特にクローゼットを整理し、効率的に服を取り出せる仕組みを作ったことで、毎朝の準備がスムーズに。

さらに、家族の予定を共有するカレンダーを活用し始め、計画的に物事を進められるようになった。週ごとのmeal prep (作り置き・下ごしらえ)も定着し、仕事とプライベートのタスク管理が効率化したことで、自分の時間が増えた。

その時間で、前から挑戦してみたいと思っていたデザインの勉強を始めてみた。まだまだスタート地点に立ったばかりだけど、気になっていたデザインスクールのオンラインコースを受けたことは大きな成果だった。今後の商品開発やマーケティングに活かせるように、来年は少しずつ学びと実践を繋げて行きたい。」


このように未来の視点から今を振り返ると、
今の自分が何を優先したいことが明確になります。

そして、文章として書くことで、
現実味のある目標になるのです。

「デザインの勉強をしたい」という目標も、
箇条書きだったら、「デザインを勉強する」で終わっていたのが、
文章で書くことによって、実際どこまでできそうなのかも考え、
現実的な目標になったのです。

これなら本当にできるかも、
というような目標に。

「夢は大きく」という言葉も確かに素晴らしいですが、
無理のないペースで着実に進めることも同じくらい重要です。

妄想をリアルな計画へと変えるツールとして、
ジャーナリングの価値を改めて実感しました。

そんな、ジャーナリングの素晴らしい点は、
書く行為そのものが「自分との対話」を
深める手段であるということです。

単に頭の中にある考えを整理するだけではなく、
文字として書き出すことで
自分の本音や潜在的な願望に気付くことができます。

これまで気づかなかった自分自身の価値観や
優先順位が浮かび上がる瞬間は、
まさにジャーナリングならではの魅力です。

皆さんもぜひ、今年の年末にどんな自分でいたいかを想像して、
その未来をジャーナルに書き出してみてください。

その一歩が、目標をより現実的で達成可能なものに変えてくれるはずです。

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